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陽性だった検便

健康診断で検便の結果が陽性と分かりました。大腸がんやポリープがあるかも知れず、精密検査が必要とのこと。放置して半年になります。再度検便を受けてから判断してよいでしょうか。 (名古屋市・50歳の主婦)

答える人:三浦内科 院長 三浦利重
この40年間、大腸がんによる死亡者数は増え続けています。生活習慣の変化による面が大きいと思われますが、胃がんに比べてややおとなしいはずの大腸がんで死亡者が増えるのは、検査を受ける機会が少なく手遅れになりがちなせいと思われます。10年ほど前から、新しい検便の方法が普及し、大腸からのごく微量の出血もチェックできるようになりました。この方法を用いて大腸がん検診として二回法が行われ、一回でも陽性になれば精密検査が勧められています。 大腸に腫瘍があっても毎日出血するとは限らないので、陽性になった後でもう一度、便の検査をするのは意味がありません。 また、腫瘍があっても約三割程度の人は、この検査が二回とも陰性になる可能性があり、症状のあるときは医師に相談すべきです。あなたの場合はぜひ大腸の精密検査を受けてください。
手元にある資料では、便ヒトヘモグロビン二回法による大腸がん検診のデータは以下の通りです。
1) 陽性率6〜7%
2) 陽性者のうち、大腸にがんまたはポリープの認められた人は20〜30%、
大腸がんに限ると40歳代 1%、50歳代 2%、60歳代がピークで3〜4%