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医者の上手なかかり方

答える人:中川内科 院長 中川喬市
医師の専門科を選ぶ上で、患者さんに分かりにくい場合があります。それは、症状が漠然としているとき、或いは、本当は内科の病気なのに肩が痛いとか腰が痛いとか、整形外科へ行きたくなるような症状を呈しているときなどです。迷われたときは、まず内科へ受診されることを、私はおすすめします。一方、病気には、成人病、今で言う生活習慣病のように、無症状で潜在性に進行するものがあります。これには、平素からの管理が必要です。これらのいずれにも対応できるために、”掛かりつけの”「内科医」をひとり決めておかれるのがよいと存じます。専門分野を持っていても、内科医はまずは専門にとらわれないで、患者さんを全人的に診る心得がある筈だからです。1996年2月、作家司馬遼太郎が72歳の”若さ”で亡くなりました。腰痛を訴えていましたが、突然吐血、実際は、大動脈瘤が十二指腸を通じて破れたものでした。献身的な奥様がいつも側に居られましたが、早期発見も予防もできませんでした。皆様も、お仕事をお持ちですと、ご自分はもとより、夫や家族の健康管理に考えが及ばないこともあり得ます。ぜひご夫婦で時々内科を受診してください。