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環境ホルモン

答える人:柴田内科 院長 柴田温三
「環境ホルモン」は厚生省の決めた正しい名前を、内分泌撹乱化学物質といいます。ダイオキシンを代表とするこれらの環境ホルモンは、通常の公害物質に比べてはるかに微量で動物のホルモン作用を乱すという厄介な物質です。例えば50mプールに水を張ってここに1gのダイオキシンを加えて均一に混ぜ、その水の5ccに含まれる微量なダイオキシンでもホルモン撹乱作用があるのです。貝、魚、ネズミを使った実験では、発育初期にごく短期間微量のダイオキシンに曝されただけで、平常なオスに育たないとか、発育障害等その後の生育に長く重大な影響を及ぼす事が分かっています。若い男性の精子の減少、キレる中学生、異常行動の学童等は胎児の時に受けた環境ホルモン作用の結果ではないかと疑っている人もあります。人は豊かさ、便利さを求めて様々な物質を作り出しましたが、そのツケがこんな所に出て来たのでしょうか。無関心ではいられない問題です。