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糖尿にたんぱくも

糖尿病のため、7年前から、かかりつけのクリニックに定期的に通院していますが、1年前から尿に糖だけでなく、たんぱくも出るようになってしまいました。病気が進行したのでしょうか、心配です。(名古屋市・自営業の男性 60歳)

答える人:鈴木内科 院長 鈴木善充
糖尿病の三大合併症の一つである糖尿病性腎症の発症が疑われます。
厳密には、もう少し詳細に病歴や腎臓の超音波検査などの画像診断、眼底検査による糖尿病性網膜症の有無など、いろいろ調べなくては診断はできません。 しかし、7年の糖尿病歴と、以前は尿たんぱくがマイナスだということなので、(糖尿病性)腎症が始まったと考えてよいと思います。
糖尿病性腎症の恐ろしいところは、その進行に任せると、将来、腎不全になってしまうことです。 糖尿病の増加(わが国では潜在患者を含め約1300万人)を背景に、糖尿病性腎症も増えてきて、ついに1998年の一年間に、透析を開始した人の原疾患別のトップになってしまいました。 透析患者全体でも4分の1くらいの人が糖尿病性腎症です。 糖尿病性腎症ももちろん早期診断、早期対策が大切です。今まで以上に血糖値や、血圧のコントロールを厳格にすることが必要です。 腎症の進行の程度によっては食事中のたんぱく質の制限も必要となってくることもあります。
療養については、主治医とよく相談して下さい。