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「高尿酸血症」はどんな病気

健康診断で高尿酸血症と指摘されました。ほかには異常がないとのことでした。これはどんな病気でしょうか。また治療の必要はありますか。
(名古屋市・会社員 38歳)

答える人:磯部内科 院長 磯部公彦
遺伝子情報の担い手である核酸の構成成分(プリン体)の終末分解産物が尿酸で、この物質が血液中に過剰となった状態が高尿酸血症。これを基盤に急性関節炎発作を起こした場合が痛風です。
 高尿酸血症は、尿酸過剰産生型と、腎臓からの排せつ低下型に大別され、さらにそれぞれの型を原因不明のもの(原発型)と、ある種の疾患とか、薬剤の作用など原因の明らかなもの(続発型)に分類されます。
 男性に多く、永続することがほとんどですが、過敏な運動、大量飲酒、絶食、脱水に際しても一時的に起こることがあります。痛風のほか、腎障害、尿結石を起こしたり、高血圧、心臓病、糖尿病、高脂血症を高率に合併します。他に異常がない場合、無症候性高尿酸血症と呼びますが、一時的なものでなければ痛風予備軍と言えます。
 血液中の高い尿酸値を正常域にコントロールすることが必要で、型に適した薬剤を用います。日常生活では適正なカロリーの摂取、アルコール類、特にビールの飲み過ぎを避け、十分な水分補給を心掛けて下さい。