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おなかがいたーい、どうしよう   その1


答える人:すぎやまレディスクリニック 院長 杉山正子
 突然何の話しかと思われるかもしれませんが、男性の生殖器がおなかの外にあるのに対して、女性の生殖器はおなかの中にあり、硬い骨盤の奥深いところで外部の衝撃から守られています。女性は身を挺して卵と胎児を守る体の構造になっており、これは種の保存のため理にかなっています。しかし、守られているからといって、油断してはいけません。この構造は時に女性の体にとっては凶器にもなります。生殖器、つまり子宮や卵巣の異常はその多くが痛みや出血を伴います。隣り合っている腸管や膀胱を巻き込んで、痛みは下腹部からおなか全体に広がっていきます。また、皆さんはあまり考えたことがないかもしれませんが、膣・子宮・卵管という管状の器官を通して女性の体は外部とおなかの中がつながっているため、膣から侵入した病気はおなかの中へ広がりやすいという特徴があります。代表的なのが性感染症です。
おなかが痛くなる原因としては、月経や排卵に伴う生理的なもの、子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣腫瘍などの腫瘍性のもの、妊娠によるもの、排卵周期の乱れによるもの、感染症などがあります。具体的な病気のお話は次回また。