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糖尿病で足を切断?

十年ほど前から糖尿病で通院中です。最近足がしびれるようになりました。糖尿病の人は足が腐って切断されることがあると聞いたことがあり、不安です。どんな注意が必要ですか。(愛知県東海市 55歳・会社員)

答える人:柴田内科 院長 柴田温三
あなたが心配しておられるのは、糖尿病性壊疽(えそ)という病気です。
足の傷や潰瘍から、細菌が入って感染を起こし、足の組織が壊死、腐敗する病気で、重症の時には足の切断に至ることもあります。 とくに、糖尿病のコントロールが悪い人、罹患(いかん)年数の長い人に起こりやすいです。
その理由として、このような人は、下肢の動脈硬化症のため、足への血流が減少、足に潰瘍を作りやすい。足の感覚が鈍くなり、傷ができても気づきにくく、細菌に対する抵抗力が弱ることなどがあげられます。 ほんの小さな傷、例えば足の水虫のただれ、つめ切りの深づめ、たこを削って作った傷、電気こたつのやけどなどから始まることが多いようです。
予防には糖尿病をよい状態に保つとともに、日ごろから自分の足をよく観察して小さな傷も見逃さないことが大切です。 もし見つけたら必ず主治医に知らせ、早く治して下さい。糖尿病は自己管理の病気とも言われますが、自分の足の点検も大切な自己管理です。
あなたの場合も足がしびれるとのことですから、感覚が鈍っているのかも知れません。小さな傷でも軽々しく考えないよう注意して下さい。