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「慢性腎炎」で気をつけることは

会社の健康診断で尿検査の異常をチェックされ、二次検診に行ったところ、「慢性腎炎でしょう」と言われました。これからどんなことに気をつけたらよいでしょう。(名古屋市・女性会社員 24歳)

答える人:鈴木内科 院長 鈴木善充
健診で尿検査の異常を指摘されたということは、尿たんぱくか、または潜血反応が陽性だったということでしょう。 そして二次検診で慢性腎炎と診断されたということは、特に体調の不良もないのに尿の再検査でもやはり同様の異常が認められ、超音波検査などの画像診断で、腎炎以外の疾患(結石、しゅよう、炎症など)が除外されたということだと思います。 慢性腎炎の大部分は、検尿の異常だけで、初期・早期のうちは自覚症状はなにもありませんし、他の臨床検査もほとんど異常はみられません。病名を告げられてもなかなかピンとこず、病気のことを理解することが難しいと思います。
ただ、なんと言っても15万人の人工透析の患者さんの最も多い原疾患なので放置してよいとはとても言えません。 最近よくみられる「IgA(アイ・ジー・エー)腎症」では20年の追跡調査で、「4割弱の人が腎機能障害をきたす」という報告があります。
大切なことは、「慢性」腎炎について納得がいくまで、十分な説明を受け、理解することと、病気の経過を観察するために定期受診を欠かさないことです。