トップページ SL医療グループとは 診療科目のご案内 相談・医療内容から探す フロアのご案内 インフォメーション SL医療グループニュース MAP・近隣駐車場


睡眠中、5分前後、胸が締めつけられます

バブル崩壊後、仕事が多忙で、最近は朝方、睡眠中に週に一回くらいの割で、五分前後、胸が締めつけられます。休日には運動をしており、心臓が悪いことは考えられません。(名古屋市・男性中間管理職 50歳)

答える人:長谷川内科 院長 長谷川鐘三
運動中は何も起こらないようですね。あなたの場合、最も疑わしいの病気は狭心症ですので、狭心症について述べたいと思います。
この狭心症の発作には二つの起こり方があります。
一つは冠動脈が動脈硬化性変化のため、75%から99%狭くなっている時で、この時はトレッドミル運動負荷検査をすると、狭心症特有の変化が現れます。この場合の狭心症は労作狭心症と言われます。
もう一つは、冠動脈の硬化性変化はたいしたことはないが、冠動脈が攣縮(れんしゅく)を起こしやすく、明け方とか、ストレスの加わっている安静時に攣縮を起こします。この狭心症は安静狭心症と言われます。
ただ、この場合、運動負荷検査では異常が出にくいのですが、証明する方法はあります。しかし簡単ではありません。 ストレスのもとで、冠動脈に対して副交感神経が交感神経に支配が移っていく時間帯が最も危険な因子として注目されています。
治療はニトログリセリン一錠を舌に含むことで一、ニ分で発作は消失します。 また、予防としては冠動脈の攣縮を抑える薬がありますが、詳しいことは、入院して冠動脈造影をしてみなければ分からない部分もあります。 この病気が強く疑われるかどうかということは、循環器の専門医の診察を受けて下さい。